弊社では、大手金融機関のFX(外国為替)サービス事業にてデータ分析プロジェクトを支援するための機械学習(マシンラーニング)環境の構築し、2022年6月頃提供を開始しました。
本環境は、外国為替取引に係る1億5千万件の取引データや価格データをクラウド(AWS)に集積した上で、最新の理論とプログラミング技術を駆使したクオンツ分析環境として利用され、現在では、クオンツ分析以外にもビッグデータの処理基盤として様々な用途に活用されています。
環境活用の実例
利用サービスの概要
本環境では、機械学習のため主に下記のAWSサービスを用いています。
1.構造化データを格納するDWHの「Amazon Redshift」
2.データ分析「Amazon Athena」およびデータ抽出・加工「Amazon Glue」
3.機械学習モデルの作成として「Amazon SageMaker」
また、この他にはデータレイクとして「S3」、およびデータの可視化には
BI(ビジネスインテリジェンス)ツールとして「Amazon QuickSight」を用いています。